髪型







「せんぱーい。今日の私、どこか違うと思いませんか?」

「さぁ?“髪型かえたんですけど、どうですか?”とかいう面倒な質問ならお断りだよ?」

「う……;」

「で?どこが違うわけ?少しは賢くなったとか?」

「もう!何でもないですよぅ」

――先輩に褒められようとした私がバカだった;


「香穂子」

「なんですか!」

「俺のことがもっと好きになったんだろう?
 俺に好かれようとして…つくづくお前はかわいいね」

「…っ///」


今日も柚木先輩に完敗の香穂ちゃんでした


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<あとがき>
たぶん、柚木先輩は気付いてるのに言わないタイプでしょう。
んで、気づいてないの?ぷんぷんってなって、ふとした時に「かわいいよ」
的なことを言います。たぶん。そう!不意打ち!
もうそんなあなたがホントに好き!